「スピン/spin」第12号の目次を公開!

「スピン/spin」第12号の目次を公開!

最新号の表紙は高橋源一郎さんの「ことば」+「UV厚盛り印刷」と共にお届け。佐々木譲さん、澤田瞳子さんの新連載がスタート。初登場の鳥さんの瞼さん、横山拓也さん、高田漣さんetc.にもご注目を!

 

株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役小野寺優)は、2025年6月24日(火)に発売予定のオールジャンルの雑誌「スピン/spin」第12号の「表紙」と「目次」を公開します。

ジャンルを超えてお届けする「スピン/spin」第12号!

東京都新宿区神楽坂より、オールジャンルの雑誌「スピン」第12号をお届けします。ポール・コックスさんの絵と共に「表紙」を飾るのは、作家・高橋源一郎さんの「ことば」です。文字の雨が傘に降り注ぐデザインとともにお楽しみください。

「表紙」と「目次」の紙は、紙の専門商社・株式会社竹尾とコラボレーションし、現在庫限りとなった紙や、新しい紙など、毎号違う「紙」を使用しております。第12号はシルクスクリーン印刷のエキスパート・熊沢印刷工芸株式会社とのコラボレーションも実現。タイトル部分を「UV厚盛り印刷」でお届けします。

◉表紙の紙=「シンボルパック‐FS」*新製品

      https://www.takeo.co.jp/finder/search/details.php?d_id=805

◉目次の紙=「あらじま 雪」*現在庫限り

      https://www.takeo.co.jp/finder/search/details.php?d_id=7

◉表紙のタイトル部分の加工=UV厚盛り印刷

表紙の「紙」は欧州の老舗製紙メーカー・フェドリゴーニ社が開発した新製品。洗練された印象を与える青みを帯びた白が特徴のパッケージ用紙です。印刷適性が高く、「UV厚盛り印刷」により光沢と立体感をともなったタイトル部分にもご注目ください。目次は粗めの縦模様が特徴の美しいファインペーパーです。

今号も実物でなければ伝わらない「紙」の魅力溢れる資材でお届けします。手に取って、視覚・触覚でお楽しみください(本誌掲載「紙の話」「紙のなまえ」もあわせてご覧ください)。

ジャンルを超えた豪華小説連載陣(芦沢央さん、一穂ミチさん、大森美香さん、尾崎世界観さん、恩田陸さん、堂場瞬一さん、中村文則さん、藤沢周さん)でお届けする第12号。中村文則さんの連載「彼の左手は蛇」と、芦沢央さんの短期集中連載「おまえレベルの話はしてない(芝)」が連載完結。秋に単行本を刊行予定です!

今号より2本の新連載がスタートします。作家・佐々木譲さんは老いという「生」の物語が、作家・澤田瞳子さんは江戸を舞台に謎と情が溢れる「生」の物語が幕を開ける予感が。ご期待ください。

第1歌集『死のやわらかい』が話題の歌人・鳥さんの瞼さんが「スピン」に登場です。日常に揺蕩う死の感触を、「生」とやわらかにつないでくれる歌人の最新作をご堪能ください。

大躍進中の劇作家・横山拓也さんも「スピン」初登場! 切なくもユーモアを感じる筆致で生活の中の「死」を見事に切り取った傑作短篇です。

今月、初小説『街の彼方の空遠く』(6月27日発売予定)を上梓するミュージシャン・高田漣さんが書き下ろしの楽曲・歌詞「街の彼方のワルツ」を発表。小説とともにぜひお楽しみください。

最果タヒさんがキャラクターに捧げる「詩」の連載「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」第9回は「火の鳥未来編詩集」です。

もちろん多様な書き手にもご注目を。

エッセイは『旅する温泉漫画 かけ湯くん』(河出文庫より刊行中)の漫画家・松本英子さんと、中国での澁澤龍彥の翻訳家・劉佳寧さんが登場。偶然にもお二人とも、自身のデビューの核心に迫るお原稿をいただきました。

「本の話」は展覧会の図録を多く手掛けるグラフィック・デザイナーの西岡勉さんが登場です。さらに声優・斉藤壮馬さんの異色の連載エッセイ「書を買おう、街へ出よう。」、書評家・ゲーム作家の渡辺祐真さんの連載「詩歌の話」に加えて、好評連載書評「絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本」では歌人の服部真里子さんと書店員の昼間匠さんが「絶版本」への熱い思いを語ります。

株式会社竹尾とのコラボ企画「紙の話」は、漫画家・奈良裕己さんが今号のタイトル部分「UV厚盛り印刷」でコラボした熊沢印刷工芸株式会社を訪問。なんと3ページの描き下ろし漫画です。

2026年の河出書房新社創業140周年に向けて、第13号より新企画がスタート予定。

新しく出会った多くの書き手が並んだメモを見ているだけで、幸せな気持ちになります。

季節は梅雨から夏へ。今年後半もぜひ「スピン/spin」とともに読書の時間をお過ごしください。

[新連載]

・佐々木譲  路上の輝き

[新連載]

・澤田瞳子  おぼろ影

[短歌]

・鳥さんの瞼 風にいる

[短篇]

・横山拓也  潮時

[特別掲載 楽曲・歌詞]

・高田漣   街の彼方のワルツ 

[エッセイ]

・松本英子  湯気 

・劉佳寧   龍彥親王と中国

[連載小説] 

・芦沢央   短期集中連載 おまえレベルの話はしていない(芝)(最終回)

・一穂ミチ  ハイランド美星ヶ丘(第12回)

・大森美香  花と葉(第11回)

・尾崎世界観 すべる愛(第11回)

・恩田陸   そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第12回)

・堂場瞬一  連作 罪と罪(第12回)

・中村文則  彼の左手は蛇(最終回)

・藤沢周   利休残照(第12回)

[連載詩]第9回

・最果タヒ  キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる——火の鳥未来編詩集

[紙の話] 第12回

・奈良裕己  紙とシルクスクリーン印刷の話

[詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌]第12回

・渡辺祐真  俳句の歴史 その2 〜明治末期から昭和初頭まで、俳壇はいかに分裂したのか?〜

[本の話] 

・西岡勉   山根さんの本作り

[連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]

・服部真里子 無表情の神 

・昼間匠   書店員としての原点

[連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。] 第12回

・斉藤壮馬  「THE WORLD (IS MADE OUT OF) CLOSED ROOMS.」

[紙のなまえ]

「スピン/spin」第12号 書誌情報

■誌名/号数 :スピン/spin 第12号

■雑誌コード :07822-07(文藝2025年夏季号増刊)

■定価 :330円(税込)

■仕様 :A5判/並製・平綴じ/192P

■発売日 :2025年6月24日(火)

■ブックデザイン:佐々木暁

■装画 :ポール・コックス(Paul Cox)

■本文挿画 :塩川いづみ http://shiokawaizumi.com

■協力 :株式会社竹尾 https://www.takeo.co.jp

     熊沢印刷工芸株式会社 https://kumazawa-sp.co.jp

■書誌ページ

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980829/

■「スピン/spin」Webページ

https://spin.kawade.co.jp/

【「スピン/spin」定期購読のご案内】

*定期購読は書店へご注文ください。

*年間定期購読をお申し込みいただいた方には「スピン/spin」特製栞をプレゼントします。

*4号分の定期購読で必ずもらえる特典「特製栞3枚セット」の詳細は下記をご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000012754.html

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