『自閉症のぼくは小説家』 第8回「橋になったことば」
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.12.12
読み物
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.12.12
佐々木譲
(第2回はこちらから)(第3回はこちらから) 時間帯のせいか、そのビジネス・ホテルの食堂はけっこう混んでいた。サラリーマンふうの客が大半で、観光旅行のカップルとか家族連れなどはいない。 冬樹は修平の向かい側で、ビュッフェ形式の朝食をほとんど食べなかった。少しのサラダとヨーグルトとフルーツだけだ。食べ
2025.12.04内田博仁(うちだ・はくと)
2025.11.21
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.10.31
佐々木譲
(第2回はこちらから) 天気はいい。 気温も静岡県は最高が一八度との予報だった。寒いというほどの気温ではない。もっとも浜松の海岸に出れば、少し風はあるだろうが、小一時間砂浜を歩くことは苦にはならないだろう。 冬樹は、この日も黒っぽい身支度で部屋から出てきた。細身の黒いパンツ、黒いシャツに
2025.10.21
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.10.10
佐々木譲
ふと気がつくと、はやぶさ十号は荒川を渡っていた。 東北新幹線は、盛岡から東京都内まで二時間余で移動するのだ。修平はいまだにこの速さに慣れていない。とうに新幹線の移動の数のほうが、在来線での移動の数を上回っているのにだ。 修平は棚から大きめの帆布のリュックサックを下ろして背負い、ショルダーバッグを肩
2025.09.20
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.09.19
内田博仁(うちだ・はくと)
2025.09.01
天祢涼
天祢涼 正義の味方1 仕事をする気があるのか? 貸し会議室に入ってきた藤峰晴ふじみねせいを見た瞬間、一条いちじよう直ちよくは顔をしかめそうになった。 豊満な胸を強調するために選んだとしか思えない、サイズの小さなブラウスとジャケット。長い脚を引き立てることが目的であろう、丈の短すぎるスカート。当人に告
2025.08.21